第4ステップ 未来が希望に輝く 永続的繁栄経営への道
中小企業経営者の使命は、会社を永続的繁栄へと導くことです。
永続的繁栄経営を行うために最も大切なことは、社員さんの心の拠りどころとなる
経営の土台がしっかりとしていなければなりません。
経営の土台を作るには、「会社は何のために存在するか」という明確な理由と
将来の方向を示す必要があります。
このステップでは、この会社存在の目的を明確にし、経営計画をバージョンアップさせながら、
社員さんの進化成長、会社の経営ノウハウの蓄積を実現させ、
目的を達成するための道のりを解説していきます。


第4ステップ「未来が希望味輝く 永続的繁栄経営への道」の構成

Ⅰ■ 永続的繁栄経営への道 はじめに
Ⅱ■ 経営理念を浸透させる
    愛と貢献そして感謝と共感
    信頼と絆
Ⅲ■  経営の4つのドメインを知る
Ⅳ■ これからの時代の中小企業のあり方と、社長さんの経営に対する姿勢 



      Ⅰ 第4ステップ 永続的繁栄経営への道 はじめに

昨今の経営に関する書籍やセミナーで、感じることがあります。
目先的、短期的に結果を出そうとするものが、あまりにも多いことです。
これも書籍やセミナーを売るためには、やむを得ないことなんでしょう。
実は人間は95%以上が本能で行動しているんです。

     本脳とは目先の欲望を満足させることです。

私たちの脳の仕組みは原始の時代から、本脳で行動することが環境に
適応していたんです。
しかし近代になって私たちを取り巻く社会システムは、本脳で行動すると
うまくいかないようになってきているんです。
会社経営もしかりです。
特に社長さんが望む永続的繁栄経営への道は、短期的な売り上げを追求する
だけでは達成できません。
3年先、5年先のビジョンを設定し、10年先の会社の形をイメージした長期的視点
での経営が重要です。

社長さん、本脳で経営すると会社は倒産します。

短期的な結果も重要ですが、長期的な成果のための種まきをしなければ、
経営は壁にぶつかります。
脳の仕組みと長期的視点は大変に重要なことですので、この第4ステップの
コンテンツで詳しい解説していきます。
また、社長さんの今持っている思考では考えもしない、21世紀型の新しい時代に
通用する思考方法や、長期的な経営を行うに当たってどのように考え、どのように
計画をすべかといったこと詳しく解説していきます。

社長さんにとって、このことを知る価値は、数千万円以上の価値を生む結果となり
永続的繁栄経営の基礎の構築を可能にします。




永続的繁栄経営への道・・・・・・・・映像セミナー

社長さんにとって必要な思考方法と仕事の進め方

永続的繁栄経営への道のりは経営テクニックも必要ですが、それ以上に見えない部分の
基本的概念という経営の土台を、しっかり作ることが重要になってきます。
いくらテクニックで売り上げを伸ばしても、土台が脆弱ですとちょっとしたことで
会社は傾きます。
また、同時に要求されることは経営者の人間的成長と経営の知識、技術の
深いところの習得です。
経営の土台を作るとは究極的に、経営者の進化成長にかかってくる、といっても
過言ではありません。
それでは永続的繁栄経営への道を進むうえで、経営者に必要なこれからの時代の
思考方法、仕事の進め方を映像セミナーで解説していきます。

永続的繁栄経営への道
社長さんにとって必要な思考方法と仕事の進め方・・・・映像セミナー




近日中に公開いたします。






       経営における、短期的視点と長期的視点

資金繰りが回らなくなり経営が危機状況のような場合は、カンフル剤を打ったり
多少は非道徳で短期的な急場の処理をしなければ、逆境脱出はできないでしょう。
ですから私も、逆境の社長さんを助けるためには、相当無茶なところまで社長さんと共に
突き進むこともします。
なぜなら会社再建の道は、きれいごとで社長さんを助けられないんです。

しかし、経営がある程度安定している会社は、目先的な利益に汲々としていては、
永続的繁栄経営はありません。
刈り取ることばかりを考えず、長期的な収穫を考え種をまくことが会社の発展の
土台を作ります。

成功の道は長期的な視点に立ったとき、初めて見えてきます。

私は社長さんの会社を判断するために、いくつかのアンケートを用意しています。
面白いので2つくらいここで紹介しますから、やってみてください。 



1.仕事のリードタイム

縦に、今日明日、1週間、1か月、3ヶ月、6か月、1年、3年、5年、10年、30年と
時間軸があります。
横は、一般社員、幹部 社長さんの軸があります。


社長さん、この縦軸と横軸で仕切られた、マトリクスのマスを想像してください。

今日、明日から30年の時間軸に、それぞれ一般社員、幹部 社長さんのマスが
出来ることがわかりますでしょう。
こんな感じですが、実際はマスがもっと大きくなるように作ります。

仕事のリードタイム表と命名しましょう。

   社員  幹部  社長
 今週      
 1ヶ月      
 3ヶ月      
 6ヶ月      
 1年      
 3年      
 5年      
 10年      
 30年      

そのマスの中に、それぞれ未来のためにために、今どんな仕事をしなければならないか、
書き出してもらいます。
ほとんどの会社では一般社員、幹部、社長さんも、今日明日から1週間か、せいぜい3か月先のための仕事しかしていません。
社長さん、一度やってみてください。
これからの厳しい時代、規模の大小に関係なく、少なくとも3年先位のために
今何をやるべきことをやっておかないと、社長さん会社の発展は望めません。



2.今ここに自由に使える3億円の現金があったら、
  何を買ったり何をしたりしますか。


この質問は、社長さんが会社経営など関係なく、まったくフリーな環境にいるとして
という前提です。
5つくらい書き出してください。
この質問はとても興味深いものがあるんです。
社長さん、このステップのコンテンツを見る前に、この5つを先に書き出しておいてください。
そしてコンテンツを見た後で、同じように欲しいものややりたいことを書き出してください。

その2枚を比べたとき、短期的、長期的の意味合いがはっきりと理解できます。
参考までに少し話をいたします。
人間には内面の資産と外面の資産があります。
資産という概念を初めに説明いたします。
資産とは、
      長期的に価値が上がり続けるもの
      長期的に利益を生み続けるもの


内面の資産とは、自己投資をして知識、技術を身につけることと、健康関連に
投資をして健康で活力あるカラダを作ることにあります。
外面の資産とは、将来の経済的安定のため資産投資です。
資産の概念を理解して頂ければ、私たちのお金の使い方を解説いたします。

私たちののお金の使い方は、一般的に下記の5つに分類されます。
1.内面の資産への投資
2.外面の資産への投資
3.生活必需品購入
4.負債の購入
5.浪費

4.の負債がわかりにくいと思いますので、説明をいたします。
これは車とか、高級家具、自宅、ヨットなどの高額商品でしかも買った時から価値が下がり、
所有に維持費がかかるものです。
この負債を一般の人は資産と間違えています。
そして永続的に資産家でいられる人は、お金を1.2.3しか使いません。
貧乏で借金で汲々とし、一攫千金を夢見て宝くじを買うような人は、5.4.3という順序で
お金を使います。
1.2.3の資金使途は長期的な視点に立ったものですが。5.4.3は目先の欲望の満足のための浪費です。



3.会社の土台

成長著しく、脚光を浴びている会社があっけなく倒産してしまう現状を、
見たことがあるのではないでしょう。
何か地味に見えるけど、安定し信用のある会社も知っていると思います。
これは、経営の土台がしっかりしている会社と、土台作りをおろそかにして、
目先のテクニックで目先的利益を追及している経営の違いです。

会社の成長発展の要因は、氷山の一角のような表面的なところではなく、
水面下に沈んで見えない土台のところに重要な要因があります。
土台の構築をおろそかにして、いくら表面的なテクニックを使っても経営はうまくいきません。

しかし私たちは、表面的な部分しか見えていません。
実は見えている表面的な部分は、見えていない土台によって支えられています。

社長さん、真実の経営とはなんでしょうか。
表面的な目先的な利益を追い求めるためだけで、ちょっと成績が悪いからと言って、
社員さんをリストラする経営でしょうか。
人件費はパートにして、できるだけ安く使って利益を出すことでしょうか。
仕入先さんや下請けさんを叩きのめすことでしょうか。
会社の存在とは、人に喜びや、幸せを与える活動ではないんでしょうか。
会社に関係する人たちみんなが、喜び幸せな人で囲まれていたら、素敵な会社
ではないでしょうか。
そんな甘いことを言っていたんでは経営はできない。
もちろんそのことはわかります。
でもこれからの経営の真実とは、関係する人たちに喜びや幸せという、精神的な充足を
提供する事です。

私たち日本人は、有り余るものの中で、便利さや快適さは十分満足でき幸せな
生活をしています。
物質的には恵まれ、今この瞬間は幸せな生活をしています。
しかし、精神的に未熟なために、いらぬ思いを巡らし将来の不安を勝手に想像しています。
ですから今の日本人は、ものの充足は満たされ幸せであるにももかかわらず、
心の充足とか将来の不安の解消などといった、物質的ではない精神的な、新しい欲求が
芽生え始めているんです。

      心の欲求という新しい欲求に欠乏感を感じている今の人たち。

働くことは、物質的に豊かになるためだけではありません。
ものを買うことも、物質的な欲望で買うんではありません。
精神的な満足を得たくて買っているんです。
時代が大きく変化しています。
会社のあり方も大きく変化する必要があります。
経営の真実を見誤ったら、会社はやっていけない時代です。

新しい時代を表している「働く意義のアンケート」があります。
1位から5位までが、仕事のやり甲斐とか、やったことが認められるとか、仲間との
協力の充実感などの精神的な事であり、物質的な給料というお金の価値は
6位という真実。
この真実など、多くの社長さんには見えていない真実ではないでしょうか。
私は多くの中小企業の社長さんに、社員さんにやる気を出してもらう1番のことは
なんですかと聞きます。
ほとんどの社長さんの答えは、「給料を高くする」
給料を高くしてもい、仕事にやりがいがなく会社の方針に合わなければ、最近の人はさっさと
やめてしまいます。
ここに見えない真実とのギャップがあるんです。

ものを買うというお客さんの購入動機があります。
現在のお客さんは、それを買わなくても困ることはありません。
ものは家の中に有り余っている状況です。
たぶんそのものに対する欠乏感はないと思います。
それではなぜ買うんでしょうか。
そのものを買うことで、物質的充足感より、何らかの心の充足感がほしいんです。
ですからお客さんに喜んで買ってもらうためには、心の充足を提供しなければ
いくらものを進めても買ってくれません。


この欲求の概念は、ビジネスにとって非常に重要なことですので、この
音声セミナーを聞いてください。
人間の欲求変化と、21世紀の社会変化。音声セミナー・・・・・・・・






      Ⅱ 経営理念を浸透させる

    愛と貢献そして感謝と共感
    信頼と絆


愛の心を持ってお客さんにも社員さんにも貢献する。
そして朝起きたとき、闇夜に朝の光を注ぎ私たちに光り輝く一日を提供してくれる
太陽に感謝し、自然に感謝し、家族に感謝し、社員さんに感謝し、お客さんに感謝する。
また、相手の立場を理解し共感をする心で人と接する。
すると必ず信頼が生まれ、心の絆が築けます。



第3ステップでも経営理念に関して多少解説していますが、経営の土台を構築するために
ここではより深く入っていきます。
社長さん理念の「理」と「念」を別々にすると、どんな意味でしょうか。

理・・・・万人が正しいと認識する考え(倫理、公理、道理、節理)
念・・・・一途に思うこと

理念とは万人が正しいと認識することを一途に思うということになります。

経営理念
私は、中小企業の経営理念を、まず2つ掲げるようにしています。

1、社員さんとその家族の経済的安定と、心豊かな幸せ生活を実現する。
2、お客様の喜び、幸せ、感動を提供し、不便、不安、悩みの解消を実現する。


社長さんがこの2つを一途に思い「念」じ、そして「信」じ切ったとき
社長さんの経営に対する確固たる「信念」が確立します。
この経営理念と社長さんの信念が、会社の土台となり、社員さんは会社を信頼し、
社長さんについていける、という安心感が芽生えるんです。

行動基準
理念とともに重要なことが行動基準です。そして、社長さんも、社員さんも行動の基準が
るねんという目的を達成するものでなければなりません。

  人の役に立ち
  人から必要とされ
  人から喜ばれ
  人から信頼され、愛される行動


になったとき、会社の土台は盤石になります。
これが社長さんと社員さん、また社員さん同士の「心の絆」です。

私が経営の指導で初めて訪問する会社の多くは、経営理念と社長さんの経営に対する
信念がないために、社長さんと社員さんの関係は

「経営者と使用人」の関係になっています。
もっとひどい会社では「経営者と不満分子」の状態です。
しかし、この状態は社長さんからは見えてこない現実なんです。
会社の土台ができると「経営者と社員さんがパートナー」の関係に変わってきます。

これからの中小企業は、社長さんと社員さんが、このような関係にならなければ、
永続的繁栄経営はありません。

経営理念に関する参考映像は私のプロフィールページの映像をご覧下さい。

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     Ⅲ 経営の4つのドメインを知る

経営には、4つのドメインで構成する絶対的な原則があります。
新しい時代のビジネス環境は、過剰供給が続く厳しい経営の道のりで
過去の恵まれた時代の、追い風のによる平坦な道のりではありません。
ですから、これからの経営は、この4つのドメインで構成する経営の原則を念頭に置き
それぞれのドメインの方針が確実に組織並び、従業員さんに浸透し、4輪駆動のように機能
していかなければ、平坦ではないこれからの道のりを、経営していくことは難しい時代です。

第1のドメイン

経営理念の確立
経営理念
ミッション(仕事の使命感) 
ビジョン (将来の展望)
USP  (当社の価値が、お客さんの心に響く一言のメッセージ)
価値観
行動基準
会社への信頼
経営者への信頼

第2のドメイン

マネージメントと仕組みの確立
経営計画の導入と定着
    効率的、機能的な業務組織・人事編成
業務運営上の業務標準と仕組み
規則、規約上の仕組み
自発的に動き出し
自律的に決められて
自主的に実行する業務運営管理体系
従業員さんの利益になる仕組み

第3のドメイン

マーケティングの確立
マーケティングの理解
提供価値の創造
商品開発 見込み客リスト
プロモーション
新規顧客開拓 顧客管理
顧客からの信頼
顧客の利益

第4のドメイン

社長、社員のスキルと人間的な向上、そしてやる気
個人から会社へ・・・ノウハウ、情報の共有
能力開発
業務遂行力
管理力
効率 生産性
コミュニケーションの円滑化
幸せ思考
成功思考

    目的が変わると・・・・・・・社員が変わる
                    社員が変わると・・・・・・・会社が変わる


21世紀「永続的繁栄経営への道」を歩みだす新しい経営の始まりは、ここからです。



経営4つのドメインの詳細は、音声セミナー形式と少し長い文章になりますが、
テキストコンテンツをお読み頂きしっかりと理解してください。




右クリックして「対象をファイルに保存」でダウンロード
                 


     Ⅳ これからの時代の中小企業のあり方と、社長さんの経営に対する姿勢

この第4ステップの内容は、今までの中小企業にとっては、ほとんどが未知の
分野だと思います。
また一部の社長さんによっては、そんな概念的なことより、売上を上げるテクニックや
方法のほうが重要だと考えているでしょう。
目先的な視点で経営している社長さんの現実には、重要さが認識できないだけです。

現在、中小企業の経営コンサルティングの現状には、大きな変化と問題が出ています。
経営が厳しく、いろいろとやってはいるが一向に経営が良くならない。それどころか
どんどん悪化の方法は進んでしまっている。

社長さんが、このままでは最悪の事態にもなりかねないと考え、経営コンサルタント
に依頼する。
しかし、経営コンサルタントに依頼しても、経営は一向に良くならないという現実です。

なぜこのような現実になっているか、と言いますと時代が大きく変化して、過去の
知識や技術が通用しない時代に急速に変化してきているからです。
経営コンサルタントは、過去の問題を分析してその改善を行います。
この手法ですと、目先の問題を改善しても、モグラたたきのように過去から問題が
どんどん出てきます。
こんな過去のデータを分析して、出てくる問題をいくら改善しようとしても、
悪いことばかりがクローズアップしてしまい、社長さんも社員さんもネガティブな
思考になってしまい、うまくいきません。

これからの経営は、なぜ会社は存在するか、という目的である経営の理念を
しっかりと固め、理念の達成へ向け、ビジョン(会社の将来の展望)という目標を
具体化し、社長さん及び社員さん一人ひとりが仕事に対するミッション(仕事の使命感)
をもって働かなければ、うまくいかない時代です。
会社経営がうまくいく絶対的な条件は「社員さんのやる気」です。

社員さんにやる気がなく、会社や社長さんに不平や不満があっては、何をやって
もうまくいきません。
これから時代が進めば進むほど、社員さんはお金だけではなく仕事のやり
甲斐を重視していきます。

過去の問題をほじくり出しても、楽しくありません。

将来の自分たちの望む明るい目標へチャレンジすることが、やる気のもとになる時代です。
自分たちの手で、未来に目標を作ると、そこからやるべきことが見えてきます。
そして目標へ向けて挑戦が始まりますと、過去の問題は自然と解消してしまうものなんです。

私の指導先で、業績が伸びている会社に言える事実があります。

それは、時代の先端のウハウや経営の方法を導入ずると、どんな会社でも
奇跡のように業績が改善し、売上が向上しているという事実です。

            2つの経営思考

私は経営には2つの思考法があると考えていまうす。


1、過去の問題をほじくり出してその解決で未来へ進もうとする思考。
  私はこの思考方法を「過去の問題解決思考」と名づけています。

2、未来に目標を設定し、そこからやるべき課題を導き出してくる思考。
  私はこの思考方法を「未来の課題挑戦思考」と名づけています。

社長さん、この2つの思考法の分類は実に重要なことですので是非覚えておいてください。


経営にとって役立つ実践的なノウハウコンテンツを順次公開していきます。
最新ステップアップコンテンツはHOMEのサイドバーへ収録していきます。
このステップで紹介する数々のコンテンツが、これからの中小企業経営にいかに大切かは、
コンテンツを勉強していく毎に、社長さんも理解を深めることと思います。
「永続的繁栄経営の道」では、これからの時代の経営に必要なノウハウ
について、わかりやすくセミナー音声や映像を交えどんどんと公開して行きます。

社長さんにとって今まで聞いたことがないような、新鮮なことや、びっくりするようなことが、
たくさん出てくると思いますので、よく学んでください。

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